施工できる地域が違う
- 旭化成ホームズ
- 23都府県展示場145件
- タマホーム
- 47都道府県営業拠点237ヶ所
建てられる場所がそもそも違うので、ここが合わない会社は先に外れます。
重量鉄骨とALCを主力にする会社と、木造軸組で全国に出店している会社の組み合わせです。この2社は、比較表に並ぶ項目のほとんどで値がそろいません。ただ、それは性能の差というより、数字を出すときの単位が違うことから来ています。旭化成ホームズは商品ごと・地域ごとに区切って数値を公表し、タマホームは主力商品の系列でまとめて公表しています。表の数字を引き算する前に、それぞれがどの商品・どの地域の値なのかを先に確かめてください。
どちらが優れているかの判定はしていません。数値の対象になる商品やプランは会社ごとに違うので、 同じ条件で出した見積りを比べたものとしては読まないでください。
建てられる場所がそもそも違うので、ここが合わない会社は先に外れます。
各社の下に、その数字の出どころを書いています。
どちらも会社全体の平均ではありません。各社の下に、その値がどの商品・どのプランのものかを書いています。
Asahi Kasei Homes Corp.
旭化成ホームズ株式会社。1972年11月設立で、本社は東京都千代田区にあります。旭化成株式会社が株式を100%保有する住宅専業会社です。上場区分は会社データに記載がありません。「ヘーベルハウス(HEBEL HAUS)」は同社の主力ブランド名で、法人名ではありません。同じ法人が木造のAsu-hausも扱っているので、このページの数字はヘーベルハウス単体の評価ではありません。
Tama Home Co., Ltd.
タマホーム株式会社(Tama Home Co., Ltd.)。1998年6月3日に福岡県筑後市で設立され、いまは東京都港区高輪に本社を置いています。東証プライムと福岡証券取引所に上場し、証券コードは1419、親会社を持たない独立上場会社と公開されています。会社名と商品名が混ざりやすいので、「大安心の家」「笑顔の家」「大地の家」は商品の名前だと押さえておいてください。表に出ている断熱の数値も、どの商品のものかで変わります。
両社そろって公開している項目だけを取り上げています。値の出所と適用条件は「項目ごとに並べて確認する」に書いています。
「30秒で分かる違い」に出した5件を除いた残りです。
両社そろって公開されている項目だけを 14 行並べています。 どちらも公開していない項目と、片方だけの任意項目は、並べても比較にならないので出していません。 数値の下にあるのが、その値の出所と適用条件です。
→ 横にスクロールするとタマホームの列が見えます。項目名の列は左に残ります。
| 項目 | 旭化成ホームズ | タマホーム |
|---|---|---|
| 坪単価の目安会社ごとに算出の元が違います。同じ条件の見積り比較ではありません | 85〜150万円/坪外部参考値 | 46.7〜87.3万円/坪外部参考値 |
| 対応エリア会社が公開している対応エリアの表記です。展示場・拠点の所在地ではありません | 23都府県展示場145件 | 47都道府県営業拠点237ヶ所 |
| 構造の種別 | 木造・鉄骨造 | 木造 |
| 公開されている工法の表記 | 重量鉄骨 / 木造重鉄制震+ALC / Asu-haus木造 | 木造軸組在来工法タマホームオリジナルダンパー |
| UA値数値が小さいほど熱が逃げにくい。会社全体の平均ではなく、下に書いた商品の公称値です | 0.26W/㎡K / Asu-haus公称 / 断熱等級7 / HEAT20 G3水準を公式訴求 | 0.23W/㎡K / 笑顔の家 / HEAT20 G3水準。プラン・地域条件で異なる |
| 断熱等性能等級会社が公開している表記のままです。「等級6」と「等級6相当」は同じではありません | 6–7HEBEL HAUS等級6標準 / Asu-haus等級7 / 2025年1月 戸建全商品 等級6標準化を公表 | 5大安心の家シリーズ / 断熱等性能等級5対応 / 有価証券報告書記載 |
| 耐震会社が公開している表記のままです。「等級3」と「等級3相当」は同じではありません | Asu-haus 等級3 / 耐風2許容応力度計算を公式リリースで明示 | 震度7想定 / 壁倍率5倍タマホームオリジナルダンパー採用商品あり |
| 初期保証 | 30年 | 20年 |
| 公開されている保証の表記会社ページに載っている文言そのままです | 構造30年 / 最長60年 | 構造・防水・防蟻 初期20年 |
| 条件付きの最長保証延長には所定の点検と有償のメンテナンスが要ります。対象の部位も条件も会社ごとに違います | 60年 | 60年 |
| 主な商品ラインナップ | RATIUS|RD・RATIUS|GR・Asu-haus | 大安心の家・笑顔の家・大地の家 |
| 設計の自由度 | 自由設計に対応 | 自由設計に対応 |
| 対応する家のタイプ | 狭小住宅 | 平屋 |
| 情報の確認日 | 2026年7月28日 | 2026年7月28日 |
旭化成ホームズは85〜150万円/坪、タマホームは46.7〜87.3万円/坪と公開されています。表示上の数値が重なるのは85〜87.3万円/坪の範囲で、幅は約2.3万円/坪です。ただしこれは数字の見た目が重なるというだけで、予算に合うかどうかの判定にはなりません。同じ条件で見積りを取ってから比べてください。
どちらの数字も外部参考値です。会社が見積りとして出した金額ではなく、同じ条件で算出されたものかどうかも公開情報からは分かりません。
外部参考値の坪単価レンジ:85〜150万円
外部参考値の坪単価レンジ:46.7〜87.3万円
公式の商品ページに金額の掲載はなく、個別見積りが前提です。
このほかに、公式ページで金額を出していない区分が1件あります。
旭化成ホームズは23都府県、タマホームは47都道府県と公開しています。旭化成ホームズは件数だけを公開していて都道府県名が分からないため、このページでは重なる地域の具体名を書きません。建築地が対象に入るかは直接確認してください。
旭化成ホームズの表記に添えられている「展示場145件」は拠点や展示場の数で、施工できる地域の広さではありません。
値の性格は会社ごとに違います。特定の商品・プランの公称値のこともあれば、 全棟実測の平均のこともあります。その値が何のものかは「項目ごとに並べて確認する」に書いています。
節目:0年 引渡し / 1〜5年 定期点検 / 10年 設備保証満了 / 定期点検 / 30年 構造・防水 初期保証満了 / 60年 構造・防水 最長保証 / 60年無料点検
節目:0年 引渡し / 3ヶ月〜2年 初期定期点検 / 20年 構造・防水・防蟻 初期保証満了 / 30年 通常運用 最長保証 / 60年 長期優良住宅認定 / 条件付き延長上限
上に出ているのは、各社が公開している保証の枠組みです。対象の部位・延長の前提・点検の節目は 各社が公開していますが、対象部位の完全な内訳と、延長のときに必要になる工事の仕様・ 個別の金額・免責の範囲までは書かれていません。契約前に保証書で確認してください。
設計の自由度は 旭化成ホームズ 自由設計に対応 / タマホーム 自由設計に対応 と公開されています。
総合的にどちらが良いかは決めていません。優先する条件を先に決めたときに、公開情報のうえで候補として残しやすいのはどちらか、という整理です。
旭化成ホームズは23都府県、タマホームは47都道府県。建築地が対象に入るかで候補が絞られます。ここが合わない会社は、ほかの条件を見る前に外れます。
坪単価の目安は 旭化成ホームズ 85〜150万円/坪(外部参考値)、タマホーム 46.7〜87.3万円/坪(外部参考値) と公開されています。旭化成ホームズはRATIUS|GR 坪100万円〜、Asu-haus 坪135万円よりを公式に出しているので、見積り前でも金額の見当を付けやすい構成です。どちらの数字も総額ではないので、この欄だけで候補を絞れるものではありません。
UA値は 旭化成ホームズ 0.26(W/㎡K / Asu-haus公称 / 断熱等級7 / HEAT20 G3水準を公式訴求) / タマホーム 0.23(W/㎡K / 笑顔の家 / HEAT20 G3水準。プラン・地域条件で異なる)。ただしどちらも特定の商品・プランの公称値なので、検討する商品でも同じ値になるかを確認してからでないと、この軸では選べません。
初期保証は 旭化成ホームズ 30年、タマホーム 20年 と公開されています。年数だけでなく、延長に必要な点検・補修の内容と費用まで含めて比べないと差が分かりません。
旭化成ホームズ 木造・鉄骨造 / タマホーム 木造。希望する構造を扱っているかで候補が変わります。
坪単価の85〜150万円と46.7〜87.3万円は、どちらも会社が公表した金額ではありません。両方とも外部の住宅情報ポータルの参考値です。旭化成ホームズ側の85〜150万円/坪はヘーベルハウス全体をまとめたレンジで、表の断熱や耐震の数値が付いている商品の価格ではありません。タマホーム側の46.7〜87.3万円/坪は延床35坪・約117㎡の参考本体価格1,632万〜3,052万円から計算した数字で、付帯設備費と諸費用は含まれていないと注記されています。旭化成ホームズが発売時に公式で出した金額はRATIUS|GRの坪100万円〜とAsu-hausの坪135万円よりの2つですが、どちらも税込か税別か、どこまでを含む金額かがリリースに書かれていません。
UA値の0.26と0.23は、どちらも会社全体の値ではなく、測っている前提も違います。旭化成ホームズの0.26は木造Asu-hausの公称値で、公式リリースには地域区分6・7・8地域の場合という注記が付いています。表記も「0.26以下」です。タマホームの0.23は「笑顔の家」の値で、公式ページには断熱地域区分6・7地域での水準値、1・2・3地域はG2レベルに該当、プランその他の条件で異なる、と書かれています。差の0.03は、同じ条件で測った差ではありません。
断熱等性能等級の6–7と5も、そのまま並べられる数字ではありません。旭化成ホームズの等級6はヘーベルハウスの戸建全商品で標準化したと2025年1月に公表されたもので、公式リリースには省エネルギー基準地域区分5〜7のエリアが対象、プランによって等級が変わる場合があるという条件が付いています。等級7のほうは木造Asu-hausの値です。タマホームの等級5は「大安心の家」の値で、公式ページにはプランや方位、商品仕様によって等級が変更となる場合があると書かれています。どちらの数字も、建てる場所とプランが決まらないと確定しません。
耐震の欄は、同じものさしの数字が並んでいるわけではありません。旭化成ホームズの「Asu-haus 等級3 / 耐風2」は、木造Asu-hausについて公式リリースで明示された等級です。主力である重量鉄骨の構造ページには、耐震等級の記載がありません。タマホームの「震度7想定 / 壁倍率5倍」は、実大振動実験とオリジナルダンパーの説明から来た表記で、耐震等級そのものの表記ではありません。会社データにも、全商品一律の耐震等級の公式公表は確認できないと書かれています。等級として横に並べず、検討している商品ごとに確かめてください。
保証で唯一そろっているのが「最長60年」です。ただし、そこに至る道すじが違います。旭化成ホームズは構造と防水が初期30年で、30年目以降の定期点検と同社が指定する有償補修を続けることで60年まで保証を継続します。タマホームは構造躯体・防水・防蟻・地盤が初期20年で、長期優良住宅の認定を受けた建物について10年ごとの有償メンテナンス工事を続けることで最長60年、認定を受けていない場合は最長30年と公開されています。同じ60年でも、起点も、そこへ行くための条件も別々です。
点検が無料であることと、保証が続くことは別の話です。旭化成ホームズは60年間の無料点検制度を公開していますが、30年目より先の保証を続けるには、定期点検に加えて同社が指定する有償補修が要ると書かれています。タマホームは引渡し後3ヶ月から20年まで節目ごとに定期点検を行い、保証の延長には10年ごとの有償メンテナンス工事が要ります。点検の回数だけを見ても維持費は読めないので、何年目にどの工事が必要になるかを分けて確認してください。
対応エリアの23都府県と47都道府県は、どちらも会社が公開している範囲の表記です。旭化成ホームズについては、その23都府県がどこなのかが公開情報から特定できていないため、このページでは都府県名を挙げていません。あわせて出ている展示場145件は展示場の数で、施工できる地域の広さを示す数字ではありません。さらに、表に並んでいる数値の出どころになっている商品は、発売時の販売地域がもっと狭く公表されています。Asu-hausは東京都の一部、RATIUS|GRは関東・東海・関西・山陽の一部・九州北部です。会社として対応している範囲と、その数値が使える範囲は、別に確かめてください。商品の階数についても、会社データの要約と公式ニュースリリースが食い違っていることを確認しています。RATIUS|GR は発売時のリリースで「2階建て邸宅専用の新躯体RATIUSシリーズ第三弾」とされています。このページでは裏の取れない商品要約を載せていないので、階数や商品の位置付けは公式の商品ページとリリースで確かめてください。
公開情報だけでは埋まらないところです。同じ質問を両社にすると、返ってくる形で比べられます。
この坪単価には、付帯工事費・諸費用・外構は含まれますか。含まれないものを一覧で出してください。
なぜ聞くか:表に出ている 旭化成ホームズ 85〜150万円/坪(外部参考値) / タマホーム 46.7〜87.3万円/坪(外部参考値) は、どちらも本体価格や参考値であって、総額ではないため。
検討している商品では、UA値はいくつになりますか。標準仕様ですか、オプションですか。
なぜ聞くか:公開されている値は 旭化成ホームズ 0.26(W/㎡K / Asu-haus公称 / 断熱等級7 / HEAT20 G3水準を公式訴求)、タマホーム 0.23(W/㎡K / 笑顔の家 / HEAT20 G3水準。プラン・地域条件で異なる) で、どちらも特定の商品・プランの値だから。商品が変われば同じ値にならない。
初期保証が終わったあと、保証を続けるために必要な点検・補修の内容と費用を書面で見せてください。
なぜ聞くか:旭化成ホームズ 30年、タマホーム 20年 と公開されていますが、延長のときに必要になる工事の仕様・個別の金額・免責の範囲までは、公開情報に書かれていないため。
見積りは、どの商品を、延床何坪で、どの地域に建てる前提で出した金額ですか。税込ですか税別ですか。付帯工事・地盤改良・外構・諸費用は、その金額に含まれますか。
なぜ聞くか:表に出ている坪単価は両社とも外部の住宅情報ポータルの参考値です。タマホームは商品別の公式坪単価を非公表とし、旭化成ホームズも主力の鉄骨商品は商品ページに坪単価レンジを載せていません。発売時に公式公表された金額にも、税区分と含まれる範囲の記載がないためです。
検討している商品と建築地の地域区分では、UA値と断熱等性能等級はいくつになりますか。カタログか仕様書に書かれた数値で出してもらえますか。
なぜ聞くか:0.26と0.23、6–7と5は、いずれも特定の商品・特定の地域区分での値です。両社とも、地域区分やプランで変わると公式に注記しています。
耐震について、住宅性能表示制度の評価書は出ますか。出る場合、検討している商品では等級はいくつになりますか。制震の部材は標準ですか、オプションですか。
なぜ聞くか:旭化成ホームズが耐震等級3を公式に明示しているのは木造のAsu-hausで、主力の重量鉄骨の構造ページには等級の記載がありません。タマホーム側の表に出ている表記も等級そのものではないので、商品ごとに確かめる必要があります。
建築予定地は施工できる範囲に入りますか。検討している商品は、その地域で販売していますか。担当する営業拠点はどこになりますか。
なぜ聞くか:旭化成ホームズは対応エリアを23都府県という件数だけで公表していて、都府県名が公開されていません。表に出ている数値の出どころになっている商品は、発売時の販売地域がさらに狭く公表されています。
比較表では最大4社まで並べられます。会社を入れ替えても、項目はこのページと同じです。
このページの数値は、下の会社ページに掲載している公開情報から取っています。数値の元になった各社の公式ページは、会社ページの出典欄に記載しています。
このページの情報は2026年7月28日時点のものです。掲載後に各社が内容を更新している場合があります。
会社データ評価は、各社が公開している情報を同じ基準で整理・採点したものです。採点方法を見る