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イエベース住宅会社比較カルテ

アイ工務店と積水ハウスの違いを比較

断熱については、両社を同じものさしに乗せて突き合わせることができません。アイ工務店はUA値0.28と全棟実測の平均というC値0.32を公式サイトに示していますが、積水ハウスはUA値もC値も「非公表」で、断熱等性能等級にあたる値もデータにないためです。両社で同じ表記になる項目もありますが、対応エリアは、アイ工務店が全国47都道府県で沖縄県にも実際の展示場があるのに対し、積水ハウス側は沖縄県を除く全国で、北海道も石狩・後志・胆振・日高・上川・空知の各管内が建築対応地域、それ以外の地域は札幌支店への問い合わせが必要で、2026年4月27日の商品発売のお知らせでも販売地域は「全国(沖縄県を除く)」でした。「初期保証 30年」も、対象になる部位と、続けるために求められることが同じではありません。坪単価の74.4〜99.6万円と80〜150万円という数字はどちらも外部の集計値で、会社が出した見積りではありません。

どちらが優れているかの判定はしていません。数値の対象になる商品やプランは会社ごとに違うので、 同じ条件で出した見積りを比べたものとしては読まないでください。

30秒で分かる違い

  1. 対応エリアの表記が違う

    アイ工務店
    47都道府県公式の住宅展示場一覧を数えると337件(2026年8月23日時点 / 既オープン325件+オープン予定12件 / AI-STUDIO 8件を含む)
    積水ハウス
    沖縄県を除く全国(北海道は一部地域)北海道は一部地域(石狩・後志・胆振・日高・上川・空知の各管内) / その他地域は札幌支店へ問い合わせ

    何を数えた値かは会社ごとに違うため、建築予定地が対象かどうかは各社に確認してください。

  2. 坪単価の元になっている数字が違う

    アイ工務店
    74.4〜99.6万円/坪外部参考値
    積水ハウス
    80〜150万円/坪 / 2026年平均約120万円/坪比較サイト集計値 / 税別目安 / 本体価格ベース

    数字は算出元と適用条件をそろえて読んでください。

  3. 構造・工法の書かれ方が違う

    アイ工務店
    木造
    積水ハウス
    木造・鉄骨造
  4. 保証の年数と延ばし方が違う

    アイ工務店
    構造・防水・防蟻 初期30年 / 最長70年
    積水ハウス
    構造躯体30年 / 防水30年2018年4月1日以降の契約分 / 10年・20年点検の受診と必要な補修工事の実施が継続条件
  5. 商品の作り方が違う

    アイ工務店
    N-ees・HILLUS・N-ees H
    積水ハウス
    シャーウッド

アイ工務店

AI KOUMUTEN Co., Ltd.

株式会社アイ工務店。2010年7月13日の設立で、本社は大阪市北区梅田の大阪梅田ツインタワーズ・サウス15階にあります。公式の会社概要に出ているのは資本金1億円、社員数3,148人(2026年7月現在)、建設業許可は国土交通大臣(特‐7)第23876号、宅地建物取引業免許は国土交通大臣(3)第8277号で、上場や親会社にあたる記載はありません。公式の商品ラインナップのページには、住宅性能表示制度の8項目で最高等級相当に対応すると書かれています。扱う構造は木造軸組工法の一本です。

会社データ評価5段階中4.6
アイ工務店の詳細を見る

積水ハウス

Sekisui House, Ltd.

積水ハウス株式会社。1960年8月1日に設立され、本社は大阪市北区大淀中の梅田スカイビル タワーイーストにあります。公式の会社概要のページは、資本金2,035億8,047万円(2026年6月3日現在)、単体の従業員14,178名、一級建築士3,278名、建設業は国土交通大臣許可(特-7)第5295号と書いています。戸建ての公式商品情報は、商品名ではなく構法で分かれていて、鉄骨の商品も木造のシャーウッドも同じ公式の商品情報として並んでいます。ただし、実際に契約する相手方がどの法人になるかは、会社データにも公式の会社概要・商品情報にも書かれていません。見積書と契約書に出る法人名で確かめてください。

会社データ評価5段階中4.7
積水ハウスの詳細を見る

共通しているところ、違うところ

両社そろって公開している項目だけを取り上げています。値の出所と適用条件は「項目ごとに並べて確認する」に書いています。

共通しているところ

  • 構造の種別どちらも 木造
  • 初期保証どちらも 30年(適用条件は各社で異なります)
  • 設計の自由度どちらも 自由設計に対応

違うところ

「30秒で分かる違い」に出した5件を除いた残りです。

  • 公開されている工法の表記
    アイ工務店
    木造軸組工法
    積水ハウス
    鉄骨・木造両構法
  • 耐震
    アイ工務店
    耐震等級3相当(プランにより最高等級にならない場合あり)
    積水ハウス
    耐震等級3相当 / 主要商品標準対応耐震等級3相当 / 主要商品標準対応

項目ごとに並べて確認する

両社そろって公開されている項目だけを 10 行並べています。 どちらも公開していない項目と、片方だけの任意項目は、並べても比較にならないので出していません。 数値の下にあるのが、その値の出所と適用条件です。

→ 横にスクロールすると積水ハウスの列が見えます。項目名の列は左に残ります。

アイ工務店積水ハウスの公開情報の比較表
項目アイ工務店積水ハウス
坪単価の目安会社ごとに算出の元が違います。同じ条件の見積り比較ではありません74.4〜99.6万円/坪外部参考値80〜150万円/坪 / 2026年平均約120万円/坪比較サイト集計値 / 税別目安 / 本体価格ベース
対応エリア会社が公開している対応エリアの表記です。何を数えた値かは会社ごとに違うため、建築予定地が対象かどうかは各社に確認してください47都道府県公式の住宅展示場一覧を数えると337件(2026年8月23日時点 / 既オープン325件+オープン予定12件 / AI-STUDIO 8件を含む)沖縄県を除く全国(北海道は一部地域)北海道は一部地域(石狩・後志・胆振・日高・上川・空知の各管内) / その他地域は札幌支店へ問い合わせ
構造の種別木造木造・鉄骨造
公開されている工法の表記木造軸組工法鉄骨・木造両構法
耐震会社が公開している表記のままです。「等級3」と「等級3相当」は同じではありません耐震等級3相当(プランにより最高等級にならない場合あり)耐震等級3相当 / 主要商品標準対応耐震等級3相当 / 主要商品標準対応
初期保証30年30年2018年4月1日以降の契約分 / 10年・20年点検の受診と必要な補修工事の実施が継続条件
公開されている保証の表記会社ページに載っている文言そのままです構造・防水・防蟻 初期30年 / 最長70年構造躯体30年 / 防水30年2018年4月1日以降の契約分 / 10年・20年点検の受診と必要な補修工事の実施が継続条件
主な商品ラインナップN-ees・HILLUS・N-ees Hシャーウッド
設計の自由度自由設計に対応自由設計に対応
情報の確認日2026年7月28日2026年8月21日

坪単価と価格の出し方

アイ工務店は74.4〜99.6万円/坪(外部参考値)、積水ハウスは80〜150万円/坪 / 2026年平均約120万円/坪(比較サイト集計値 / 税別目安 / 本体価格ベース)。税区分と価格基準がそろっていることを確認できないため、共通区間は算出していません。

付帯工事・諸費用・外構・税の扱いは、両社から同じ条件の見積書を取り、内訳を確認してください。

アイ工務店の価格の出し方

外部参考値の坪単価レンジ:74.4〜99.6万円

積水ハウスの価格の出し方

外部ポータル参考値レンジ:80〜150万円/坪 / 2026年平均約120万円/坪

対応エリアの表記

アイ工務店は47都道府県(公式の住宅展示場一覧を数えると337件(2026年8月23日時点 / 既オープン325件+オープン予定12件 / AI-STUDIO 8件を含む))、積水ハウスは沖縄県を除く全国(北海道は一部地域)(北海道は一部地域(石狩・後志・胆振・日高・上川・空知の各管内) / その他地域は札幌支店へ問い合わせ)。何を数えた値かは会社ごとに違うため、建築予定地が対象かどうかは各社に確認してください。

断熱・耐震・構造

値の性格は会社ごとに違います。特定の商品・プランの値、実測の平均、 制度の基準に合わせた値などがあります。その値が何のものかは「項目ごとに並べて確認する」に書いています。

耐震

アイ工務店
耐震等級3相当(プランにより最高等級にならない場合あり)
積水ハウス
耐震等級3相当 / 主要商品標準対応耐震等級3相当 / 主要商品標準対応

構造の種別

アイ工務店
木造
積水ハウス
木造・鉄骨造

公開されている工法の表記

アイ工務店
木造軸組工法
積水ハウス
鉄骨・木造両構法

保証とアフターサービス

アイ工務店

  • 構造・防水・防蟻 初期30年 / 最長70年構造躯体・防水・防蟻の初期保証は30年で、定期点検受診と30年目以降の有償メンテナンス実施を条件に延長、最長70年保証の運用です。
  • 地盤20年 / 設備10年地盤保証は20年・1事故最大2,000万円・保険期間通算最大5,000万円。住宅設備機器保証は10年。延長条件として全定期点検の受診と30年目以降の同社指定有償メンテナンス工事の実施が前提となります。ここに出てくる延長の条件が、この枠に掛かるのか、同じ会社のほかの保証に掛かるのかは、 この枠の書き方だけでは切り分けられません。対象は保証書でご確認ください。

節目:0年 引渡し / 10年 住宅設備機器保証満了 / 20年 地盤保証満了 / 30年 構造・防水・防蟻 初期保証満了 / 有償メンテで延長 / 70年 構造・防水・防蟻 最長保証上限

積水ハウス

  • 構造躯体30年 / 防水30年2018年4月1日以降の契約分 / 10年・20年点検の受診と必要な補修工事の実施が継続条件対象は2018年4月1日以降の契約分で、構造躯体・防水とも初期保証30年の運用です。10年・20年は無償の定期点検で運用し、当社が必要と判断した補修工事の実施が30年保証継続の前提条件となります。
  • ユートラスシステム 永年延長1999年10月創設のユートラスシステム。30年以降は10年ごとに有償ユートラス点検と必要メンテナンス・補修工事を実施することで10年単位で保証を更新、建物が存続する限り保証を継続できる長期延長運用です。

節目:0年 引渡し / 10年 無償定期点検 / 30年保証継続条件 / 20年 無償定期点検 / 30年保証継続条件 / 30年 初期保証満了 / ユートラス延長へ / 最長 建物存続中の無期限延長

上に出ているのは、各社が公開している保証の枠組みです。対象の部位・延長の前提・点検の節目は 各社が公開していますが、対象部位の完全な内訳と、延長のときに必要になる工事の仕様・ 個別の金額・免責の範囲までは書かれていません。契約前に保証書で確認してください。

商品と設計の自由度

アイ工務店主な商品

  • N-ees
  • HILLUS / ヒルズ
  • N-ees H / 北海道仕様

積水ハウス主な商品

  • シャーウッド / SHAWOOD

設計の自由度は、アイ工務店 自由設計に対応積水ハウス 自由設計に対応 です。

条件別に候補を残しやすいのはどちらか

総合的にどちらが良いかは決めていません。優先する条件を先に決めたときに、公開情報のうえで候補として残しやすいのはどちらか、という整理です。

  • 対応エリアの表記を確認したい

    アイ工務店は47都道府県(公式の住宅展示場一覧を数えると337件(2026年8月23日時点 / 既オープン325件+オープン予定12件 / AI-STUDIO 8件を含む))、積水ハウスは沖縄県を除く全国(北海道は一部地域)(北海道は一部地域(石狩・後志・胆振・日高・上川・空知の各管内) / その他地域は札幌支店へ問い合わせ)。何を数えた値かは会社ごとに違うため、建築予定地が対象かどうかは各社に確認してください。

  • 予算の上限を先に決めている

    坪単価の目安は、アイ工務店 74.4〜99.6万円/坪、積水ハウス 80〜150万円/坪 / 2026年平均約120万円/坪 です。どちらも公式には金額を出していないため、目安の数字は参考値です。付帯工事・諸費用・外構・税の扱いは、両社から同じ条件の見積書を取り、内訳を確認してください。

  • 引渡し後の保証を長く見たい

    公開されている保証の表記は、アイ工務店 構造・防水・防蟻 初期30年 / 最長70年、積水ハウス 構造躯体30年 / 防水30年 です。年数だけでなく、延長に必要な点検・補修の内容と費用まで含めて比べないと差が分かりません。

  • 構造の種類にこだわりがある

    アイ工務店 木造 / 積水ハウス 木造・鉄骨造。希望する構造を扱っているかで候補が変わります。

アイ工務店と積水ハウスを比べるときの注意点

  • この組では、断熱を同じものさしに乗せて突き合わせることができません。アイ工務店側にはUA値0.28、断熱等性能等級6相当、C値0.32がありますが、積水ハウス側はUA値もC値も「非公表」で、断熱等性能等級にあたる値もありません。片側にしか値がないものは並べても比較にならないため、断熱については両社をそろえて示せない状態です。2026年8月20日に両社の断熱のページを開くと、数字の性格の違いがはっきりします。アイ工務店側は「全エリアUA値0.28」「気密性C値0.32(平均実測値)」という自社の数値を出したうえで、「UA値は、プラン、建物の大きさにより異なる場合があります」と注を付けています。積水ハウス側の快適性能のページにはUA値もC値も1つも出てこず、書かれているのは「断熱性能は、断熱等級6にも対応可能な設計で」という、制度の基準に当てはまりますという表明です。2026年4月27日の商品発売のお知らせでも「断熱等級6に対応」に「エリア・プランにより対応」という注が付いています。なお、このページの元になっているデータには、アイ工務店側の断熱について「HEAT20 G3相当水準」という言葉が入っています。同じ日に公式の高気密・高断熱のページとN-eesの商品ページを開いて数えたところ、どちらにも「G3」は1度も出てきませんでした。書かれているのは「全エリアで『断熱等級6』ならびに『HEAT20』のG2グレードを実現する」という文で、G2とG3は別の水準です。断熱材や工法の説明には「N-ees/N-ees U仕様」という注も付いていて、商品を限った話であることが読み取れます。数値を出していないことと断熱が弱いことは別の話ですし、公式より強い呼び名が付いていることと、実際の性能の高さも別の話です。

  • 対応エリアは、両社で範囲そのものが違います。2026年8月23日にアイ工務店側の公式の住宅展示場一覧を数えると、掲載337件(既オープン325件+オープン予定12件)で、都道府県の見出しは47そろっています。AI-STUDIOも8件含まれます。積水ハウス側は沖縄県を除く全国が対象で、北海道は石狩・後志・胆振・日高・上川・空知の各管内が建築対応地域、それ以外の地域は札幌支店へ問い合わせるよう公式に案内されています。公式の戸建て住宅取り扱い支店・事業所の一覧も、サイト共通の展示場をさがす一覧も、掲載は46で沖縄県がありません。都道府県コード47番のページを開くとサーバーが転送を返し、行き先は東京都のページでした。46番の鹿児島県は転送されずそのまま開きます。同社が2026年4月27日に出した商品発売のお知らせにも「販売地域:全国(沖縄県を除く)」と書かれています。あわせて挙がる拠点数も、そろえて数えたものではありません。アイ工務店側は公式の住宅展示場一覧を数えた集計が337件(2026年8月23日時点)で、積水ハウス側は公式の会社概要が支店・営業所99、カスタマーズセンター30、展示場253としています。沖縄県や北海道で検討している場合は、これらの数字や「全国」という言葉を根拠にせず、対応できるかどうかを直接確かめてください。

  • もう1つの共通点「初期保証 30年」も、中身をそろえて並べた30年ではありません。アイ工務店側は対象を「構造躯体」「防水」「防蟻」の3つと公式に書き、あわせて「本保証内容は、木造の住居専用のみに適用するものとします」という限定を付けています。続ける条件は30年目までのすべての定期点検を受けることで、10年目・20年目に有償のメンテナンス工事を行わずに適用される初期保証だと説明されています。積水ハウス側は、公式の長期保証のページに部位の名前が出てきません。書かれているのは、10年点検と20年点検を必ず受けること、その点検は無償で、そこで会社が必要と判断した補修工事も無償で行うことが前提だという継続条件です。天災や事故による損傷、自社以外の業者による増改築で設計基準に合わない状態になった場合は適用除外とも書かれています。このページのデータには「対象は2018年4月1日以降の契約分」という条件も入っていますが、その記述は公式のページ本文では確認できませんでした。年数がそろって見えても、何が守られるのか、いつ契約した建物が対象なのかは、保証書で確かめるしかありません。

  • 延長したあとの上限は、両社をそろえて示すことができません。ただ30年より先の枠組みが対照的なので触れておきます。アイ工務店側は上限を70年と決めていて、すべての定期点検を受けることに加えて、30年目以降に会社が必要と判断した有償のメンテナンス工事を行うことが前提だと公式に書かれています。積水ハウス側は上限の年数を出しません。初期30年を越えても建物がある限り延長できる再保証制度という掲げ方で、35年目以降の点検・補修はすべて有料・有償、30年目の点検を有償の点検に置き換えることもできると注記されています。片方は到達点が決まっていて、もう片方は区切りを示さない運用なので、そもそも年数として並べられません。もう1つ、積水ハウス側には保証とは別に、外壁材について竣工から30年後にメンテナンスが必要になると書かれた説明があります。同じ30年でも保証の年数ではないので、混ぜて読まないでください。どちらも、延長のときに何をいくら払うのかは公式ページに示されていません。

  • 坪単価として挙がっている74.4〜99.6万円と80〜150万円は、どちらも外部の集計値です。2026年8月20日に両社の公式ページを見ましたが、坪単価も万円という金額表記も、どちらにも1つも載っていませんでした。しかも数字の作られ方が違います。積水ハウス側の80〜150万円は税別の目安で本体価格ベースだとデータに明記されていますが、アイ工務店側の74.4〜99.6万円には税込か税別かの記載がなく、本体価格なのか総額なのかも書かれていません。さらにアイ工務店側のレンジは、1つの調査から出た幅ではありません。上限の99.6万円はあるポータルのレンジの上限、下限の74.4万円は別のポータルが出した平均値で、性格の違う2つの数字を両端に置いた幅です。レンジの下限を、そこで建てられる金額として読まないでください。

  • 耐震について両社に付いているのはどちらも「相当」と添えた表記で、住宅性能表示制度の等級3を取得しているという意味ではありません。アイ工務店側の公式ページは、見出しで「『耐震等級3』の家が標準装備」と書きながら、本文では「この耐震等級3相当の建物をご提供するために」と書き、別の注に「プランによっては、最高等級にならない場合がありますので、打ち合わせにより決定します」と付けています。アイ工務店側の値に添えられている制度の名前は、耐震のページではなく商品ラインナップのページにあり、そちらの書き方も8項目で最高等級相当に対応、です。積水ハウス側は、公式の耐震性能のページに「耐震等級」という語も等級の数値も1つも出てきません。住宅性能表示制度のページも、対応基準は画像で示されていて本文に等級の数値がなく、その画像は構法別に、さらに一般地域と多雪区域に分かれています。「相当」と書かれている以上、評価書が出るのかどうかは別に確かめる必要があります。

  • 主な商品ラインナップとして挙げている商品名は、このページの元になっているデータを作った時点のものです。2026年8月20日に両社の公式ページで確認できたのは、次の範囲でした。アイ工務店のN-ees Hは、公式ラインナップ一覧には独立項目として並びませんが、N-ees商品ページの中にN-ees U・N-eesとともに北海道向けの仕様として掲げられています。N-ees H専用の商品URLはありません。積水ハウス側の公式商品ページは商品名ではなく構法で並んでいて、鉄骨1・2階建て、鉄骨3・4階建て、シャーウッドという区分に、コンセプトモデルが2つ添えられる形です。データが挙げているIS STAGEとIS ROY+Eという名前は、そのページの中には出てきませんでした。公式で名前を確認できなかったことは、その商品が扱われていないという意味ではありません。いま契約できるのがどの商品なのかは、ここに挙げた名前を前提にせず、カタログか担当者に確かめてください。

両社へ確認したい質問

公開情報だけでは埋まらないところです。同じ質問を両社にすると、返ってくる形で比べられます。

  1. この坪単価は本体価格と総額のどちらですか。付帯工事・諸費用・外構・税の扱いを見積書の内訳で確認してください。

    なぜ聞くか:アイ工務店 74.4〜99.6万円/坪(外部参考値) と 積水ハウス 80〜150万円/坪 / 2026年平均約120万円/坪(比較サイト集計値 / 税別目安 / 本体価格ベース) だけでは、付帯工事・諸費用・外構・税を含む総額が分からないから。

  2. 初期保証が終わったあと、保証を続けるために必要な点検・補修の内容と費用を書面で見せてください。

    なぜ聞くか:初期保証は、アイ工務店 30年、積水ハウス 30年(2018年4月1日以降の契約分 / 10年・20年点検の受診と必要な補修工事の実施が継続条件) です。この年数だけでは、延長のときに必要になる工事の仕様・個別の金額・免責の範囲が分からないため。

  3. 建てる土地の省エネ地域区分はどこになりますか。その条件で、検討している商品の外皮平均熱貫流率と断熱等性能等級はいくつになりますか。標準仕様に含まれますか、追加費用のかかる仕様ですか。カタログか仕様書の数値で出してもらえますか。

    なぜ聞くか:この組では、断熱を同じ条件で突き合わせられません。片方は自社の数値を出したうえで「プラン、建物の大きさにより異なる場合があります」と注を付け、もう片方はUA値もC値も示さず「断熱等級6にも対応可能な設計」「エリア・プランにより対応」という基準側の言い方だけだからです。自分が建てる商品の数値は、書面で出してもらうしかありません。

  4. 建築予定地の住所を伝えたうえで、その場所で請け負えますか。請け負える場合、担当する支店・事業所と、引渡し後の点検を担当する窓口はどこになりますか。

    なぜ聞くか:対応できる範囲は、2社で同じではありません。片方は全国47都道府県に展示場があり、沖縄県にも実際の掲載があります。もう片方は沖縄県を除く全国が対象で、北海道は石狩・後志・胆振・日高・上川・空知の各管内が建築対応地域、それ以外の地域は札幌支店への問い合わせが必要だと案内されています。もう片方の公式の掲載を数え直しても、支店・事業所の一覧は46で沖縄県がなく、都道府県コード47番のページは東京都へ転送され、直近の商品発売のお知らせにも販売地域は沖縄県を除くと書かれていました。あわせて挙がる拠点数も、公式の掲載とそろえて数えたものではありません。

  5. 初期保証30年の対象になる部位はどれで、いつ契約した建物が対象ですか。10年目・20年目の点検と、そこで必要と判断された補修工事は、どちらが無償でどちらが有償になりますか。保証書の現物を見せてもらえますか。

    なぜ聞くか:片方は対象を構造躯体・防水・防蟻と書き、木造の住居専用のみに適用という限定を付けています。もう片方は公式ページに部位の記載がなく、代わりに点検も補修工事も無償で行うことが継続の前提だと書かれています。データにある契約時期の条件は、公式ページの本文では確認できませんでした。

  6. 耐震について、住宅性能表示制度の評価を受けますか。受ける場合の等級と、設計段階と完成後のどちらの評価書が交付されるかを教えてください。検討中のプランで最高等級にならない条件はありますか。

    なぜ聞くか:両社に付いている表記はどちらも「相当」で、制度の評価を受けたという意味ではありません。片方の公式ページには、プランによっては最高等級にならない場合があると明記されています。もう片方は耐震のページに等級の数値がなく、対応基準は画像で、しかも構法別に一般地域と多雪区域で分かれています。

この2社以外とも比べる

比較表では最大4社まで並べられます。会社を入れ替えても、項目はこのページと同じです。

出典と確認日

このページの数値は、下の会社ページに掲載している公開情報から取っています。数値の元になった各社の公式ページは、会社ページの出典欄に記載しています。

このページの情報は2026年7月28日時点のものです。掲載後に各社が内容を更新している場合があります。

会社データ評価は、各社が公開している情報を同じ基準で整理・採点したものです。採点方法を見る