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イエベース住宅会社比較カルテ

小林住宅株式会社とミサワホームの違いを比較

この2社は、自分の会社と商品をどこまで公式に数字で書いているかの幅が違うので、目に入る数字だけを引き算して差を出す読み方は避けてください。小林住宅は本社も展示場も施工事例も関西に集まりますが、2026年8月20日に見たかぎり施工エリアを定義したページは見当たらず、会社概要のページも設立年・売上高・施工棟数を載せていませんでした。ミサワホームは都道府県を選ぶ拠点検索が全国規模で並ぶ一方、その会社名で載っている会社概要の事業所は関東と中部の支社支店に限られ、保証のページはさらに別の線を引いています。断熱の数字も、片方は等級の線引きをそのまま添えた表記、もう片方は選ぶ仕様によって変わる幅で、同じ測り方をした値ではありません。保証の年数も、対象になる部位も、いつ契約した建物かという条件も、2社のあいだでそろっていません。

どちらが優れているかの判定はしていません。数値の対象になる商品やプランは会社ごとに違うので、 同じ条件で出した見積りを比べたものとしては読まないでください。

30秒で分かる違い

  1. 対応エリアの表記が違う

    小林住宅株式会社
    4府県(京都府・大阪府・兵庫県・奈良県)公式サイト上の地域表記 / 施工エリアの定義なし
    ミサワホーム
    46都道府県(沖縄県を除く)拠点検索の掲載数 / 沖縄県を除く

    何を数えた値かは会社ごとに違うため、建築予定地が対象かどうかは各社に確認してください。

  2. 坪単価の元になっている数字が違う

    小林住宅株式会社
    60〜100万円/坪外部参考値
    ミサワホーム
    70〜101万円/坪外部参考値

    数字は算出元と適用条件をそろえて読んでください。

  3. 構造・工法の書かれ方が違う

    小林住宅株式会社
    木造軸組工法
    ミサワホーム
    木質パネル接着工法
  4. 断熱等性能等級の出どころが違う

    小林住宅株式会社
    6–7標準等級6 / 強化等級7
    ミサワホーム
    5–7スマートテック断熱で対応

    どちらも会社全体の平均とは限りません。値は出所の適用条件と合わせて読んでください。

  5. 商品の作り方が違う

    小林住宅株式会社
    Kurumu・Kurumu W plus・Kurumu Fitta
    ミサワホーム
    MISAWA DESIGNERS' CODE MARGE・CENTURY Primore・SMART STYLE

小林住宅株式会社

KOBAYASHIJUTAKU co.,ltd.

小林住宅株式会社。目にする「Kurumu」「Kurumu W」「Kurumu W plus」「Kurumu Fitta」はどれも商品の名前で、会社名ではありません。2026年8月20日に見た公式では、主力商品のページに金額が出ていて、本体価格と坪あたりの単価がどちらも税抜で並び、注記に「※約31.55坪の場合」「※建物本体価格」「※弊社施工事例」が添えられていました。規格住宅のページにも27坪の本体価格が税抜と税込の両方で載っています。いっぽう会社概要のページは、創業 昭和21年(1946年)2月、資本金 5,000万円、従業員数 86名(2025年7月現在)、建設業許可 国土交通大臣許可(特-6)第20290号までを載せる一方、設立年・売上高・施工棟数は載せていません。関連会社という項目には社名が並びますが、出資比率も、どちらがどちらに出資しているのかも書かれていません。資本のつながりが無いという意味ではないので、見積書と契約書と保証書に出る法人名は最初に確かめてください。

会社データ評価5段階中4.5
小林住宅株式会社の詳細を見る

ミサワホーム

MISAWA HOMES CO., LTD.

ミサワホーム。会社データが持っている従業員数や売上高は、この会社名で出ている会社概要のページから取れる数字ではありません。2026年8月20日に見たかぎり、そのページは「2023(令和5年)2月7日現在」と日付を明示したうえで、宅地建物取引業免許 国土交通大臣(4)第7576号、一級建築士事務所登録 東京都知事登録第53910号(本社)、会計監査人 EY新日本有限責任監査法人までを載せる一方、従業員数と売上高は載せていませんでした。もうひとつ押さえておきたいのは、引渡し後に向き合う相手の呼び方です。保証のページで点検を行うのは「ミサワホーム(ディーラー)またはミサワホーム(ディーラー)が指定する者」、不具合の申し出先は「ご契約のミサワホーム(ディーラー)」、売却時に残りの保証期間を引き継ぐときも、有料の点検整備を受けたうえでこの相手に名義書き換えを依頼する流れだと書かれています。会社データが商品として持っているMARGE・CENTURY Primore・SMART STYLEも会社名ではなく商品名で、公式の入口は「自由設計」と「企画住宅」に分かれています。契約書と保証書に記名される法人がどこになるのかは、最初の問い合わせで確かめてください。

会社データ評価5段階中4.5
ミサワホームの詳細を見る

共通しているところ、違うところ

両社そろって公開している項目だけを取り上げています。値の出所と適用条件は「項目ごとに並べて確認する」に書いています。

共通しているところ

  • 構造の種別どちらも 木造
  • 設計の自由度どちらも 自由設計に対応

違うところ

「30秒で分かる違い」に出した5件を除いた残りです。

  • 耐震
    小林住宅株式会社
    耐震等級3
    ミサワホーム
    最高等級対応(地域や商品・プラン・仕様等により等級が異なる場合あり)制震装置MGEOは新築時に限り設置可能 / プラン等により設置が困難な場合あり

項目ごとに並べて確認する

両社そろって公開されている項目だけを 9 行並べています。 どちらも公開していない項目と、片方だけの任意項目は、並べても比較にならないので出していません。 数値の下にあるのが、その値の出所と適用条件です。

→ 横にスクロールするとミサワホームの列が見えます。項目名の列は左に残ります。

小林住宅株式会社ミサワホームの公開情報の比較表
項目小林住宅株式会社ミサワホーム
坪単価の目安会社ごとに算出の元が違います。同じ条件の見積り比較ではありません60〜100万円/坪外部参考値70〜101万円/坪外部参考値
対応エリア会社が公開している対応エリアの表記です。何を数えた値かは会社ごとに違うため、建築予定地が対象かどうかは各社に確認してください4府県(京都府・大阪府・兵庫県・奈良県)公式サイト上の地域表記 / 施工エリアの定義なし46都道府県(沖縄県を除く)拠点検索の掲載数 / 沖縄県を除く
構造の種別木造木造
公開されている工法の表記木造軸組工法木質パネル接着工法
断熱等性能等級会社が公開している表記のままです。「等級6」と「等級6相当」は同じではありません6–7標準等級6 / 強化等級75–7スマートテック断熱で対応
耐震会社が公開している表記のままです。「等級3」と「等級3相当」は同じではありません耐震等級3最高等級対応(地域や商品・プラン・仕様等により等級が異なる場合あり)制震装置MGEOは新築時に限り設置可能 / プラン等により設置が困難な場合あり
主な商品ラインナップKurumu・Kurumu W plus・Kurumu FittaMISAWA DESIGNERS' CODE MARGE・CENTURY Primore・SMART STYLE
設計の自由度自由設計に対応自由設計に対応
情報の確認日2026年7月28日2026年7月28日

坪単価と価格の出し方

小林住宅株式会社は60〜100万円/坪(外部参考値)、ミサワホームは70〜101万円/坪(外部参考値)。税区分と価格基準がそろっていることを確認できないため、共通区間は算出していません。

付帯工事・諸費用・外構・税の扱いは、両社から同じ条件の見積書を取り、内訳を確認してください。

小林住宅株式会社の価格の出し方

外部参考値の坪単価レンジ:60〜100万円

  • Kurumu Fitta(27坪)1,995万円〜(税別)

ミサワホームの価格の出し方

外部参考値の坪単価レンジ:70〜101万円

対応エリアの表記

小林住宅株式会社は4府県(公式サイト上の地域表記 / 施工エリアの定義なし)、ミサワホームは46都道府県(沖縄県を除く)(拠点検索の掲載数 / 沖縄県を除く)。何を数えた値かは会社ごとに違うため、建築予定地が対象かどうかは各社に確認してください。

断熱・耐震・構造

値の性格は会社ごとに違います。特定の商品・プランの値、実測の平均、 制度の基準に合わせた値などがあります。その値が何のものかは「項目ごとに並べて確認する」に書いています。

断熱等性能等級

小林住宅株式会社
6–7標準等級6 / 強化等級7
ミサワホーム
5–7スマートテック断熱で対応

耐震

小林住宅株式会社
耐震等級3
ミサワホーム
最高等級対応(地域や商品・プラン・仕様等により等級が異なる場合あり)制震装置MGEOは新築時に限り設置可能 / プラン等により設置が困難な場合あり

構造の種別

小林住宅株式会社
木造
ミサワホーム
木造

公開されている工法の表記

小林住宅株式会社
木造軸組工法
ミサワホーム
木質パネル接着工法

保証とアフターサービス

小林住宅株式会社

  • タームガード5年再注入 / 専用アプリ運用防蟻はタームガードシステムで5年ごとに外部から薬剤を再注入する運用です。施工管理・写真管理・定期点検と専用アプリでのオーナー相談体制も公式に掲載されています。

ミサワホーム

  • 構造35年(令和3年4月1日以降の契約・木質パネル商品・北海道を除く全国 / 用途により10年)6ヵ月以上居住しない期間がある場合も構造10年構造体の初期保証35年は業界平均より長期、防水30年・シロアリ10年と組み合わせる体系です。30年以降の延長保証は契約・有償メンテナンス・診断結果により条件が変動します。ここに出てくる延長の条件が、この枠に掛かるのか、同じ会社のほかの保証に掛かるのかは、 この枠の書き方だけでは切り分けられません。対象は保証書でご確認ください。
  • 30年目までの無償点検(令和2年4月1日以降の契約・木質パネル住宅が対象) / 365日24時間受付詳細はホームケアハンドブック・保証書で確認30年目までの無償定期点検は、令和2年4月1日以降に契約した木質パネル住宅が対象です。365日24時間受付とあわせ、適用条件はホームケアハンドブック・保証書で確認してください。

保証の節目:保証書交付日 保証の起算日(保証書表紙の発行日) / 10年 シロアリ初期保証満了 / 30年 防水初期保証満了 / 35年 構造体初期保証満了

点検の節目(引渡し日起算):引渡し日 巡回・定期点検の起算日 / 引渡し後11ヵ月目・23ヵ月目 無償の定期巡回サービス / 引渡し後5・10・15・20・30年目 定期点検(30年目までは無償) / 引渡し後35年目(北海道は40年目) 有償の定期点検はこの回が1回目(オーナー様任意・以後10年ごと)

上に出ているのは、各社が公開している保証の枠組みです。対象の部位・延長の前提・点検の節目は 各社が公開していますが、対象部位の完全な内訳と、延長のときに必要になる工事の仕様・ 個別の金額・免責の範囲までは書かれていません。契約前に保証書で確認してください。

商品と設計の自由度

小林住宅株式会社主な商品

  • Kurumu / クルム
  • Kurumu W plus / クルムWプラス
  • Kurumu Fitta / クルムフィッタ

ミサワホーム主な商品

  • MISAWA DESIGNERS' CODE MARGE
  • CENTURY Primore
  • SMART STYLE / Roomie

設計の自由度は、小林住宅株式会社 自由設計に対応ミサワホーム 自由設計に対応 です。

条件別に候補を残しやすいのはどちらか

総合的にどちらが良いかは決めていません。優先する条件を先に決めたときに、公開情報のうえで候補として残しやすいのはどちらか、という整理です。

  • 対応エリアの表記を確認したい

    小林住宅株式会社は4府県(京都府・大阪府・兵庫県・奈良県)(公式サイト上の地域表記 / 施工エリアの定義なし)、ミサワホームは46都道府県(沖縄県を除く)(拠点検索の掲載数 / 沖縄県を除く)。何を数えた値かは会社ごとに違うため、建築予定地が対象かどうかは各社に確認してください。

  • 予算の上限を先に決めている

    坪単価の目安は、小林住宅株式会社 60〜100万円/坪、ミサワホーム 70〜101万円/坪 です。小林住宅株式会社はKurumu Fitta(27坪) 1,995万円〜(税別)を公式に出しているので、見積り前でも金額の見当を付けやすい構成です。付帯工事・諸費用・外構・税の扱いは、両社から同じ条件の見積書を取り、内訳を確認してください。

  • 断熱の数値を重視する

    断熱等性能等級は 小林住宅株式会社 6–7(標準等級6 / 強化等級7) / ミサワホーム 5–7(スマートテック断熱で対応)。ただしどちらも出所の条件つきの値なので、検討する商品でも同じ値になるかを確認してからでないと、この軸では選べません。

小林住宅株式会社とミサワホームを比べるときの注意点

  • 小林住宅の60〜100万円/坪と、ミサワホームの70〜101万円/坪は、どちらも会社データに外部参考値として入っている数字で、会社が同じ条件で出した見積りではありません。ただし公式に金額がまったく無いわけではなく、出方が2社で違います。2026年8月20日に見た小林住宅の主力商品のページには「2,407万円(税抜)」「坪単価 76.3万円(税抜)」「2,646.9万円(税込)」が並び、注記は「※約31.55坪の場合 ※建物本体価格」「※弊社施工事例」でした。規格住宅のページの「27坪 1,995万円(税抜)~」は1棟の本体価格で、坪あたりの単価ではありません。同じ日にミサワホームの商品ラインアップと各商品のページを見たかぎり、金額の掲示は見当たりませんでした。外部参考値と公式の数字は、税の扱いも、坪あたりか1棟かも別ものです。本体・付帯工事・諸費用まで含めた総額の見積書でそろえてから比べてください。

  • 断熱等性能等級として、小林住宅に「6–7」、ミサワホームに「5–7」という書き方が入っていますが、どちらも一つの家の等級ではなく幅で、幅の作られ方も違います。小林住宅の公式ラインナップの書き方は「断熱等級:6(UA値 0.46以下)」「断熱等級:7(UA値 0.26以下)」で、添えられているUA値は等級の線引きをそのまま書いた表記です。ミサワホームのほうは、パネル総厚90mmの仕様が等級5、120mmの仕様が等級6、そこに60mmのフェノールフォームの外張断熱を足した仕様が「最高レベルの断熱等級7に対応することができます」という説明で、上の等級に届くのは仕様を足したときです。UA値のほうはミサワホームが数値を持っておらず、この2社を並べて比べられる材料になっていませんが、小林住宅に入っている数字の出どころは押さえておいてください。ミサワホームの同じページは地域区分ごとの基準値も並べていて、等級7として0.20・0.23・0.26、等級6として0.28・0.34・0.46という数字を挙げています。会社データが小林住宅のUA値として持っている0.26は、この等級7の基準値として挙がっている数字と同じものです。

  • 耐震について両社の公式が書いているのは等級の数字までで、制度の名前まで書いてはいません。小林住宅の耐震のページは「小林住宅の家は、最高レベルの「耐震等級3」を標準仕様としています。」「より高度な「構造計算(許容応力度計算)」を全邸実施」と書き、規格住宅のページは「最高等級の「耐震等級3」に適合。」でした。2026年8月21日に見たかぎり、この2ページにも商品ラインナップのページにも、住宅性能表示制度という言葉も、設計住宅性能評価書・建設住宅性能評価書が交付されるという記載も見当たりませんでした。公式表記どおりに言えるのは「耐震等級3を標準仕様」までです。ミサワホームの品質確保法のページは「耐震性能は最高等級対応です。」と書き、そこに「※地域や商品・プラン・仕様等により等級が異なる場合があります。」という注記を付けています。ミサワホームのMGEOという制震装置も標準装備という意味ではなく、公式の注記は「制震装置はすべてのミサワホームに設置可能※9」「※9 新築時に限ります。プラン等により設置が困難な場合があります。」で、2基で足りるという説明にも「※8 建築面積が100㎡以下の場合。それを超える場合などはプランごとに対応。」という条件が付いています。小林住宅の公式の耐震のページは、制震ダンパー「MIRAIE Σ」を標準仕様としています。同じ「耐震等級3」でも、確かめ方も装置の扱いもそろっていません。

  • 保証の初期年数は、この2社を単純に「10年」と「35年」として並べられません。対象になる部位も、無償になる不具合の範囲も、対象の商品・用途・地域・契約日も、公式の書き方がそろっていないためです。小林住宅について公式で確かめられるのは2つの枠です。ひとつは、住宅の品質確保の促進等に関する法律が新築住宅の請負人に義務づけている、構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分についての引渡しから10年の責任。もうひとつは、引越し後のサポートの説明にある「※初期20年間は、施工に起因する不具合について無償対応いたします。」という枠です。後者には「なお、経年劣化や使用による消耗は保証対象外となり、有償対応となります。」「※また、本保証の継続には10年目の定期点検の実施が必須となり、点検を受けていただけない場合は保証対象外となります。」という条件が添えられています。この20年が守るのは「施工に起因する不具合」で、法律が10年の責任の対象としている部位の切り方とは、そろえ方が違います。ミサワホーム側の35年にも、商品・用途・地域・契約日の条件が付きます。年数の大きいほうへ置き換えて読むのではなく、何が対象で、何が対象外で、点検を受けなかったときにどうなるのかを保証書で確かめてください。なお会社データ側の確認日は2026年7月28日で、この20年の枠は反映されていません。

  • 初期保証に35年という年数が入っているミサワホーム側は、公式では建物の用途で年数が分かれています。公式が用途ごとに年数を書き分けているうち、構造体35年が付くのは専用住宅・長屋・共同住宅・併用住宅・非住宅で、「別荘など常時居住しないもの」と「増築」の構造体は10年間と書かれています。起算日も引渡し日ではなく「保証書を交付した日(保証書表紙の発行日)」です。さらに、この制度が誰に当てはまるのかを示す契約日が、同じ公式サイトの中で3か所そろっていません。制度の概要ページは「2020年4月1日以降」、用途ごとの年数を載せるページは「令和3年4月1日以降」、点検のページは「令和2年4月1日以降」で、和暦と西暦が混ざったまま別々の日付が置かれています。概要ページは対象を木質パネル住宅と書き、建売分譲住宅の場合は制度が異なる場合があると断り、対象エリアを北海道を除く全国としています。どの日付・どの用途・どの商品が自分に当てはまるのかは、保証書の表紙と本文で確かめてください。

  • 保証を先へ延ばす条件は、どちらも有償の工事に結び付いています。小林住宅の公式は20年経過後について「定期点検および必要なメンテナンス(有償)を実施いただくことで、10年ごとの保証延長が可能です。」と書き、上限の年数は示していません。ミサワホームの公式は、満了日の翌日から構造体10年毎(1回目は5年)、白蟻10年毎、防水10年毎に延長できるとしたうえで、条件を3つ挙げています。11ヵ月目・23ヵ月目・5年目・10年目・15年目・20年目・30年目の点検(無償)を欠かさず受けること、35年目および40年目以降10年毎の耐久性診断(有償)を欠かさず受けること、その結果でメンテナンスが必要と判断されたときに有償の耐久工事を受けることです。点検そのものも別のページに「30年目までは無償、以降は有償」と書かれています。さらに白蟻には「1階の床材(パネルなど)を使用しない建物および防蟻材(防蟻シートなど)を使用しない建物の場合、白蟻の保証期間については、適用がありません。」という除外が、設備には「設備サポートプラン(有料)」に加入すると引渡から10年間の無償修理を受けられるという条件が付いています。点検が無料であることと、延長に費用がかからないことは別の話です。

  • 両社とも、施工できる範囲を都道府県の数で定義した公式ページは確認できませんでした。2026年8月21日に小林住宅の公式を見たかぎり、会社概要に並ぶ項目は社名・本社所在地・電話・創業・資本金・代表取締役・従業員数・事業内容までで、施工エリアも営業エリアも対応エリアもありません。京都府・大阪府・兵庫県・奈良県という4つの府県名が出てくるのは商品ページのタイトルで、住宅展示場のページに並ぶ7か所は大阪府・京都府・兵庫県にあり、トップページのフッターにある施工事例の入口は大阪府・大阪市・兵庫県・京都市・滋賀県に分かれています。地域別のページには滋賀県のものがある一方で、奈良県のものは見当たりませんでした。つまり4という数は、公式サイト上の地域表記から拾える数であって、施工の範囲として会社が宣言した数ではありません。ミサワホームの46という数も、同じ日の展示場・拠点の検索で都道府県の選択肢に沖縄県だけが無く46件が並ぶことと合いますが、これは拠点の所在地の数です。同じ会社名で載っている会社概要の事業所は東京・神奈川・埼玉・群馬・千葉・茨城・愛知・岐阜・三重の支社支店で、保証のページには「(対象エリア:北海道を除く全国)」という別の線が引かれています。建築予定地の住所を先に伝えて、施工とアフターの両方が対象になるかを確かめてください。

両社へ確認したい質問

公開情報だけでは埋まらないところです。同じ質問を両社にすると、返ってくる形で比べられます。

  1. この坪単価は本体価格と総額のどちらですか。付帯工事・諸費用・外構・税の扱いを見積書の内訳で確認してください。

    なぜ聞くか:小林住宅株式会社 60〜100万円/坪(外部参考値) と ミサワホーム 70〜101万円/坪(外部参考値) だけでは、付帯工事・諸費用・外構・税を含む総額が分からないから。

  2. 検討している商品では、断熱等性能等級はいくつになりますか。標準仕様ですか、オプションですか。

    なぜ聞くか:値は 小林住宅株式会社 6–7(標準等級6 / 強化等級7)、ミサワホーム 5–7(スマートテック断熱で対応) で、どちらも出所の条件つきの値で、条件が変われば同じ値にならないから。

  3. 見積書の本体価格に入るものと別途になるものを、項目ごとの一覧で出してもらえますか。その金額は税込ですか税別ですか。坪あたりの単価ですか、1棟の本体価格ですか。公式ページに金額が出ている商品については、それが何坪の何という事例の金額なのかも教えてください。

    なぜ聞くか:坪単価は2社とも会社データに外部参考値が入っているだけで、会社が同じ条件で出した見積りではありません。片方の公式の商品ページには税抜の本体価格と税抜の坪単価が並び、注記に「※約31.55坪の場合 ※建物本体価格」「※弊社施工事例」が付いていました。規格住宅のページの「27坪 1,995万円(税抜)~」は1棟の本体価格で、坪あたりの単価ではありません。もう片方の商品ページには、同じ日に見たかぎり金額の掲示がありませんでした。

  4. 私が契約する時期・商品・建物の用途・建築地で、実際に適用される保証制度はどれですか。初期の年数のあいだ、何が無償で何が有償になりますか。延長のたびに必要な点検・診断・工事はいつで、費用はいくらですか。保証書と点検の予定表を契約前に見せてもらえますか。

    なぜ聞くか:片方の公式には初期20年間は施工に起因する不具合を無償対応すると書かれ、その継続に10年目の定期点検が必須だとも書かれています。もう片方は、同じ公式サイトの中で対象になる契約日が「2020年4月1日以降」「令和3年4月1日以降」「令和2年4月1日以降」と分かれ、対象は木質パネルの商品、建売分譲住宅は制度が異なる場合があり、対象エリアは北海道を除く全国と書かれています。用途によっては構造体が10年間になる区分もあります。10年と35年という年数だけでは、自分に当てはまる条件は決まりません。

  5. 検討している仕様で、この土地とこの間取りで計算したUA値を書面で出してもらえますか。断熱等性能等級を一段上げるには何を追加する必要があり、金額はどれだけ変わりますか。引渡し前に私の家のC値を測りますか。測るなら、誰がいつ測って、結果はどんな書面で残りますか。

    なぜ聞くか:断熱等性能等級は、2社とも一つの値ではなく幅で示されています。片方の公式ラインナップの表記は「断熱等級:6(UA値 0.46以下)」「断熱等級:7(UA値 0.26以下)」で、UA値は等級の線引きをそのまま添えた書き方です。もう片方は、標準の90mmパネルの仕様が等級5、120mmが等級6、外張断熱を足した仕様が等級7に対応すると説明していて、上の等級には仕様の追加が要ります。UA値とC値は、この2社を同じ条件で並べられる材料がそろっていないので、自分の家の数値は仕様が決まってから個別に出してもらうしかありません。

  6. 住宅性能表示制度の設計住宅性能評価書と建設住宅性能評価書は交付されますか。交付されない場合、耐震等級3という説明の根拠は何になりますか。制震装置は標準ですか追加ですか。設置する基数と、建築面積やプランによる条件も教えてください。

    なぜ聞くか:小林住宅の公式は「最高レベルの「耐震等級3」を標準仕様としています」と書いていますが、2026年8月21日に見た公式の耐震のページ、規格住宅のページ、商品ラインナップのページに、住宅性能表示制度という制度の名前も、評価書が交付されるという記載も見当たりませんでした。ミサワホームは公式が「耐震性能は最高等級対応です。」と書き、「※地域や商品・プラン・仕様等により等級が異なる場合があります。」と注記しています。制震装置についても、片方は公式が標準仕様と書き、もう片方は「すべてのミサワホームに設置可能」で「※9 新築時に限ります。プラン等により設置が困難な場合があります。」という注記が付いています。

この2社以外とも比べる

比較表では最大4社まで並べられます。会社を入れ替えても、項目はこのページと同じです。

出典と確認日

このページの数値は、下の会社ページに掲載している公開情報から取っています。数値の元になった各社の公式ページは、会社ページの出典欄に記載しています。

このページの情報は2026年7月28日時点のものです。掲載後に各社が内容を更新している場合があります。

会社データ評価は、各社が公開している情報を同じ基準で整理・採点したものです。採点方法を見る