県民共済住宅のオプションはいくら?一覧でわかる価格と標準仕様の違い

県民共済住宅のオプション一覧を調べていて、どの設備にいくらかかるのか気になっていませんか?
この記事は、標準仕様でどこまで付くのかを知りたい方や、追加する設備の予算を考え始めた方のために書きました。
県民共済住宅の公式コラムと仕様のページをもとに、金額が載っている設備と載っていない設備に分けて、宅建士・FPの視点でまとめています。
この記事でわかること
- 公式に金額が載っているオプションと、その費用の中身
- 標準仕様との違いと、広さで変わる設備の数
- 見積書と見比べるための記入用の表
設備を選ぶときの手がかりにしていただき、予算や返済について相談したいときは宅建士・FPの無料相談をご利用ください。
目次
県民共済住宅のオプションはいくらかかる?
住友理工製の制震システムTRCplusを新築時に取り入れる費用は、2026年3月の案内によると1棟あたり約20万円が目安で、建坪等によって変わります。太陽光発電システムを追加する費用は、100万〜200万円ほどと案内されています。
エネカリプラスの場合は、申請や工事の初期費用が20万〜35万円ほどで、毎月の支払いは4,500〜9,500円です。太陽光発電とエネカリプラスの金額は、どちらも2023年の案内によるものです。
2023年の金額がいつまで続くかは示されていないので、希望する設備を伝えて、今の金額と採用条件を見積もりで確かめましょう。
標準装備の分は本体工事価格に入っているので、追加する設備とは分けて考えます。個別の金額がないオプションも、次の一覧に並べました。標準坪単価などはイエベースの県民共済住宅の会社ページで紹介しています。
県民共済住宅のオプション一覧と標準仕様の違い
この一覧は、公開されている項目をまとめたものです。写真には追加の設備も写っていて、仕様の変更や採用できない設備もあります。くわしい内容は住宅相談で聞けます。
追加する設備・仕様の価格と標準との差
| 項目 | 価格または標準範囲 | 条件と標準仕様との差 |
|---|---|---|
| 住友理工製 制震システム「TRCplus」 | 導入費用1棟あたり約20万円 | 新築時のオプション、建坪等で異なる |
| サブスク型太陽光発電「エネカリプラス」 | 初期費用20万〜35万円程度と月額4,500〜9,500円 | 設備容量3〜10kW |
| GX志向型住宅・断熱等級6 オプション仕様 | 公式に価格の表示なし | 太陽光発電と高効率給湯器を組み合わせる案内、条件による例外あり |
| ALCボード | 公式に価格の表示なし | オプション仕様、標準はサイディング |
| 取扱メーカーのカスタマイズキッチン | 公式に価格の表示なし | 対応メーカーと範囲は記載なし |
| 高断熱仕様 | 公式に価格の表示なし | 省エネのオプション、断熱等級6との対応は記載なし |
| 高効率エアコン | 公式に価格の表示なし | 省エネのオプション、機種別の料金は不明 |
標準装備の数量と本体価格
| 項目 | 価格または標準範囲 | 条件と標準仕様との差 |
|---|---|---|
| 標準装備の本体工事価格 | 税抜35.8万円/坪、税込393,800円/坪 | 2階建て35坪以上、住宅の総額ではない |
| 35坪未満・平屋・3階建てなどの割増 | 公式に割増額の表示なし | 階別面積が異なる間取りも対象 |
| 断熱性能 | 断熱等性能等級5に当たるUA値0.6以下 | プランや希望で達成できない場合あり |
| 外壁 | サイディング | タイルとALCボードはオプション |
| 床 | 廊下・洋間等の木質フロア | 挽き板の床材はオプション |
| 窓 | 遮熱タイプのLow-E複層ガラス | 準防火地域は断熱タイプと併用 |
| システムキッチン | 長さ255cm以下、1か所 | メーカーで仕様が異なる |
| ユニットバス | 1.25坪以内、1か所 | メーカーで仕様が異なる |
| 洗面化粧台 | 1台 | 50坪以上は2台まで、うち1台はW750タイプ |
| 洗浄機能付きトイレ | 2台まで | 25坪未満の平屋は1台 |
| エアコン | 6畳用1台 | 50坪以上の場合 |
| ガス給湯器 | 屋外壁掛型24号、エコジョーズ仕様 | お湯張りオート機能タイプ |
| コンセント | 各室2か所、TV用とエアコン用は各5か所 | TV用とエアコン用は25坪未満で各4か所、50坪以上で各7か所 |
| バルコニー | 2坪以内、1か所 | 軽歩行用シート防水 |
公式モデルに組み込まれた予算
オプションの予算が入ったモデル例は、2026年の3月と4月に公式コラムで紹介されています。
| 項目 | 価格または標準範囲 | 条件と標準仕様との差 |
|---|---|---|
| 平屋 約21坪の建て替えモデル | 総額1,950万円から、オプション予算100万円を含む | 本体工事、解体、本体外工事、諸経費、外構予算100万円も含む |
| 上尾市・35坪のモデル | 建物側の予算2,300万円 | 本体外工事、諸経費、オプション、外構費用を含む |
広さや設備の数で変わるオプション予算と総額の目安
総額を見るときは、建物の広さと、土地を買う計画があるかどうかをそろえて比べましょう。
約21坪の平屋と35坪の公式モデルで予算を考える
約21坪のモデルは、親から引き継いだ土地に建つ築40年の2階建てを、平屋へ建て替える計画です。
上尾市の例では、建物に2,300万円を見込み、土地の費用は別に考えます。本体外工事、諸経費、オプション、外構費用は、この予算の中に入っています。
洗面台やトイレは広さで標準の台数が変わる
25坪未満の平屋だと、標準のトイレは1台で、コンセントはTV用とエアコン用がそれぞれ4か所です。50坪以上になると、洗面化粧台は2台まで、6畳用エアコンは1台が標準に入り、TV用とエアコン用のコンセントはそれぞれ7か所に増えます。
キッチン、浴室、バルコニーは、表の寸法を超えると標準の範囲から外れます。標準に入るのは、長さ255cm以下のキッチン、1.25坪以内の浴室、2坪以内のバルコニーで、どれも1か所です。
実際に建てた方がどう感じているかは、県民共済住宅の評判・口コミの記事も参考になるはずです。
希望する設備を入れた総額をどうまとめるか迷ったら、宅建士・FPがオンラインで30分、無料で相談に応じます。
標準価格に含まれる費用と別にかかる費用
標準坪単価は標準装備の本体工事にかかる坪あたりの価格で、実際に支払う総額とは別の数字です。
標準坪単価に含まれる工事と設備
公式FAQによると、35坪以上の2階建ての場合、本体工事の坪単価は税込393,800円で、税抜だと35.8万円です。イエベースにある県民共済住宅の会社ページでも、税込の坪単価は同じ金額としています。
公式ページ「コストパフォーマンスに優れた家」を見ると、坪単価に入るのは敷地調査、SWS試験の地盤調査、設計図の作成と工事監理、通常の確認申請です。仮設のトイレ・足場・電気、ベタ基礎を含めた本体の工事、標準設備と屋内の給排水工事もここに入ります。
土地・付帯工事・諸費用を別に見積もる
別に見込んでおきたいのは、解体や外構、軟弱地盤の改良、屋外の給排水工事、水道加入金、登記、特別な申請にかかる費用です。鉄板養生、防護管、残土処理も別扱いで、標準に入る仮設トイレや足場とは分けられています。
地盤改良のように敷地の条件で必要になる工事は、好みで選ぶ設備とは別に考える費用です。見積もりを見るときは、土地の購入、追加設備、付帯工事、諸費用に分けて、税の扱いも確かめると、計上漏れを見つけやすくなります。
宅建士・FPが考えるオプションの選び方と予算
どの設備を足すかは暮らし方によって変わるので、必要な理由と支払いを並べて考えると迷いが減ります。
希望する仕様と追加代金を契約前にそろえる
見積書を受け取ったら、希望する仕様ごとに次の表を埋めてみてください。
| 希望する仕様 | 標準品との差と数量 | 見積書の追加額と税区分 | 関連工事と月額負担 |
|---|---|---|---|
| 外壁タイル | サイディングとの差、面積 | 見積書から記入 | 関連工事を記入 |
| キッチン | 標準との差、長さ | 見積書から記入 | 関連工事を記入 |
| 太陽光発電 | 容量 | 見積書から記入 | 月額の有無を記入 |
宅建士の立場で私が確かめたいのは、見積書と契約書の記載が合っているかどうかです。機種や数量、工事の範囲、追加額、変更に合意する方法を見比べます。
初期費用と住んでからの支払いを比べる
FPの視点で見ると、必要な設備を選んだあとは、自己資金と土地・建物以外の支出、月々の返済や光熱費、設備の利用料まで含めて考えたいところです。
エネカリプラスは、2023年の案内によると県民共済住宅で新築する方が対象で、契約は10年または15年です。契約している間は、余った電気を売った収入は受け取れません。蓄電池やV2Hも設置できず、契約を終えると設備が譲渡されます。
国土交通省の省エネ性能表示制度にある目安光熱費は、1年分の電気やガスなどの消費量と、全国共通の燃料等の単価から出す数字です。実際の請求額や設備費の回収を約束するものではないので、比べる材料の一つとして使います。
県民共済住宅の住宅相談で当日受け取れるのは、付帯費用や諸費用も含めた総額の概算です。見積内訳や契約内容、返済計画を別の立場から見直したいときは、営業電話なしの無料相談で宅建士・FPにご相談いただけます。
県民共済住宅のオプションでよくある質問
古い一覧や内装の変更、補助金の話は、公開されている案内だけだと読み違えやすいところです。
2021年・2023年・2024年のオプション一覧はそのまま使える?
過去の一覧だけで、契約時の価格や標準装備を判断するのは避けたいところです。2023年に出た公式の価格引下げ案内では、トリプルガラスサッシと『選べる標準仕様』を追加仕様に変更するとしています。適用は同年5月1日以降の契約からです。希望の仕様がどちらに入るかは、手元の見積書の区分で見ていきます。
壁紙やクロス、巾木もオプションで変えられる?
できるともできないとも、一律には言えません。公式の案内でも、オプションによって対応の可否が分かれるとされています。どの商品をどこまで使いたいのか、品番と場所を伝えて住宅相談で尋ねてみましょう。
床暖房に対応する床材なら、床暖房も含まれる?
いいえ、床材が対応していることと、設備が付くことは別の話です。Live Natural Premiumは、床暖房に対応した床材として紹介されています。床暖房を設置できるのか、設備代と工事代がいくらになるのかは、個別に尋ねることになります。
断熱等級6にすると補助金は必ずもらえる?
補助金の対象になるかどうかは、断熱等級だけでなく、設備や土地などの条件でも変わります。2025年の公式のお知らせでは、断熱等級6の仕様に太陽光発電と高効率給湯器を組み合わせると、GX志向型住宅に対応するとしています。ただし、地域や土地、設計によっては対象外になるとの案内です。同じページには、子育てグリーン住宅支援事業の2025年の新築・GX志向型住宅分について、受付の終了日が同年7月22日だったと書かれています。受付の終了とオプション仕様の提供終了は別の話で、これから使う補助金はその年の制度の案内で見ていきます。
まとめ
県民共済住宅の設備選びでは、標準で付くものを確かめたうえで、導入時と毎月の支払い、モデル例の予算を分けて見ていくことが大切です。
金額が公表されていない設備は、使いたい仕様で見積もってもらうと金額がわかります。希望の仕様と数量を書き出して、見積書の追加料金も添えておきます。
予算や返済で迷ったときは、作った一覧を手元に用意して、宅建士・FPの無料相談をご利用ください。





